DeNA最下位転落 三浦監督、逆転許した三嶋に「今までしっかり抑えてくれている」
「阪神4-3DeNA」(12日、甲子園球場)
DeNAがサヨナラ負けで、1分けを挟んで4連敗。広島と入れ替わり最下位に転落した。サヨナラ負けは3月26日の開幕戦の巨人戦(東京ド)で三嶋が亀井にサヨナラ本塁打を浴びて以来。この日は九回2死一塁から5連打で3点差をひっくり返された。
三浦大輔監督(47)は「2死から…そうですね。どの辺かと言われても分からないです。今日はやられましたけど、今までしっかりと抑えてくれてますから。本人(三嶋)が一番悔しいと思います」と時折、言葉を詰まらせながら話した。
甲子園に集まった阪神ファンの絶叫に包まれ、DeNAナインはベンチに下がった。3点リードの九回マウンドには守護神・三嶋。1死から梅野に安打を浴びたが、中野を右飛に打ち取ったが、ここからだった。ドラフト1位・佐藤輝(近大)が代打で安打を放つと、近本、糸原、マルテと3連続適時打で同点。最後は4番の大山にサヨナラ打を浴びた。
DeNAは三回に1点を先制し、七回に森のプロ初打点となる、適時二塁打で2点を追加した。先発の大貫も6回無失点と好投し、エスコバー、山崎と無失点リレーでつなぎ、守護神の三嶋がマウンドだったが、一度勢い付いた阪神打線、阪神ファンの後押しを抑えることができなかった。指揮官は最後に「終わったことは変わらないので、明日またやり返せるように頑張ります」と声を振り絞った。