DeNA期待の星 森敬斗が執念の同点劇呼ぶ「自分のやれることをやろうと」

9回DeNA2死二塁、佐野の適時打で生還する森=バンテリンドーム
9回DeNA2死二塁、佐野が右前に同点の適時打を放つ=バンテリンドーム
 中日と引き分け、あいさつして引き揚げる三浦監督
3枚

 「中日5-5DeNA」(11日、バンテリンドーム)

 2019年に桐蔭学園からドラフト1位で入団した2年目のDeNA・森敬斗内野手(19)が躍動した。

 今季初スタメンとなる「2番・遊撃」で出場。初回無死一塁で犠打を決め、三回2死では今季初安打となる二塁内野安打。佐野の打席で盗塁を試みるも失敗に終わった。

 3、4打席目は凡退に終わるが、九回2死では10日の試合で抑えられていた中日の守護神・マルティネスと対戦。1ボールから振り切った打球は右前打とチャンスを作り、次打者・佐野の2球目にはプロ初盗塁を決めた。その後、佐野の右前打で二塁から一気に生還し、土壇場で同点の生還を果たした。

 三浦監督は「昨日やられている抑えのピッチャーからヒットを打って、成長を感じました」と目を細めた。二盗についても、「狙っておけと試合前から話していた。思い切っていけたのは本人にとっても大きな財産になったし、チームにとっても大きな1点になった」とうなずいた。

 九回裏1死満塁と中日が一打サヨナラの場面で、木下拓の遊ゴロをさばき、正確に本塁に送球し併殺打を完成させた。プロ初盗塁を含む2安打の活躍に森は「スタメンとして緊張はありましたが、ファームでやってきたことをしっかり発揮しようと思って試合に臨みました。試合中も仁志2軍監督をはじめコーチの方々に言われたことを思い出し、自分のやれることをやろうと思いました。それが良い結果につながってうれしいです」とコメントした。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス