楽天 石井監督が苦言「誰がキャッチャーをやってようが涌井自身の内容が悪すぎた」
「楽天2-6西武」(10日、楽天生命パーク宮城)
楽天の石井監督が今季自己ワーストタイの3回6安打6失点で6敗目を喫した先発・涌井について「あまり良くなかった。良くないなりにうまく我慢してピッチングしてほしかった」と苦言を呈した。
涌井は制球に苦しみ、序盤を投げきるのに、78球を要した。二回には3本の適時打で4失点、三回には押し出し四球とワイルドピッチで2点を失った。約8年ぶりに炭谷とバッテリーを組んだ涌井だったが「今日は誰がキャッチャーをやってようが涌井自身の内容が悪すぎたかなと思います」と指揮官。「しっかりと調整してもらわないといけないなと思います」と奮起を促した。
打線も相手先発・今井の前に苦戦。8四死球と制球に課題がある相手に決定打を欠いた。指揮官は「バッターに関してはなかなか序盤にああいう大量失点してしまった中で追いかけるのはゲームプランとしてはすごく厳しいので」と責めることはなかった。





