原巨人 逆転負けで首位阪神と2・5差 中日戦通算2000試合目飾れず
「巨人2-3中日」(6日、上毛新聞敷島球場)
巨人は痛恨の逆転負けで2連敗。阪神の結果次第では首位に立つ可能性もあったが、逆に2・5ゲーム差に広げられてしまった。
打線が難敵を打ちあぐねた。2-1の六回、中日・大野雄からクリーンアップの3連打で無死満塁の絶好機を迎えた。ところが続く梶谷が三ゴロ併殺打。後続も倒れ、この回に得点を奪えなかった。原辰徳監督は「3点目が非常に重かったというとこですね」と嘆いた。
五回に相手の失策と野選で2点を奪い、ラッキーな形で一時、逆転に成功していた。六回の攻撃で、たたみかけて突き放したいところだったが、逆に相手に流れを引き渡す形になった。八回にリリーフ陣が逆転を許し、2-3とされ「向こうは3点目を取れた、というところでしょうね」と振り返った。
中日戦通算2000試合目のメモリアルな一戦を白星で飾ることはできなかった。「明日、行きます」との言葉に力を込めた指揮官。虎を追撃するためにもまず、7日に必勝を期す。