ロッテ・藤原 1号&猛打賞!サイクルならずも大暴れ逆転勝ち 2試合で8打数5安打
「ロッテ8-6楽天」(4日、ZOZOマリンスタジアム)
サイクル安打は逃したが、打線に火を付けたロッテ・藤原は逆転勝ちの喜びをかみ締めた。今季1号&今季初の3安打。2試合連続複数安打で連勝に貢献し、「あと三塁打だなと思いましたけど、なかなか難しいですね」とうっすらと笑った。
初回に左線二塁打を放つと、三回は滝中のスライダーを強振し右翼席中段へソロ弾。四回には右前打と、右へ左へ快音を響かせる。「状態がいい時の打球方向が出ていると思います」と胸を張った。
3日に1軍復帰し、2試合で8打数5安打、打率・625。3年目の若武者はファームでスイングを磨いてきた。5月には主に4番を任され、“進塁打狙うな指令”を受けたという。「全部ホームランを狙うぐらいの自分で走者をかえしたろうというぐらいの気持ちで打席に入ってました」。その成果が1軍でも発揮された。
試合前の円陣では声出し役に指名され、「初回から点を取って大量点で勝ちましょう」とゲキを飛ばした。チームは2試合連続2桁安打で連勝。得点力アップのチームは再び貯金1となった。