オリックス・山本「よっしゃ、やるぞ」前でも!後ろでも! 稲葉監督「非常に重要な投手」
東京五輪に出場する野球日本代表「侍ジャパン」が16日、都内で会見を行い、出場内定の24選手を発表した。
オリックスの山本由伸投手(22)は内定に「すごくうれしく思う。しっかりチームのために力になれるように一生懸命プレーしたい。“よっしゃ、やるぞ!”とうれしさとともに少し気合が入りました」と喜びを爆発させた。
2019年のプレミア12では、セットアッパーとして優勝に貢献した。稲葉監督は「彼は先発、リリーフ両方ができる非常に重要な投手」と話す通り、今大会でも重責を担うことが予想される。これは山本も望むところだ。
「(国際大会は)ミスのできない一発勝負。どこを投げるかまだ分かりませんが、しっかり準備をしてどのポジションでもいいパフォーマンスをできるようにしたい。いつもと変わりなく、とにかく全力で投球します」
19年の最優秀防御率から20年は最多奪三振、今季はその両部門でトップに立つ。2年の時を経て、球界を代表する右腕へと成長した。異次元投球で金メダルへ導く。五輪は山本が世界を驚かせる舞台になる。