DeNA 交流戦初優勝へ手痛い1敗 三浦監督「先発が役割を果たせなかった」

 DeNA先発の坂本
 1回、左前に先制適時打を放つDeNA・ソト
2枚

 「西武5-3DeNA」(10日、メットライフドーム)

 DeNAは先発・坂本裕哉(23)が乱調。2回2/3を6安打5四死球4失点でKOとなり、三浦大輔監督(47)も「今日は悪かった。ボール先行でピッチングにならなかった」と厳しかった。

 1点リードの初回に、先頭・岸に初球の甘く入った直球をバックスクリーン左へ運ばれる同点ソロを被弾。同点の二回も柘植の中越え適時二塁打などで2点を勝ち越され、さらに三回は押し出し四球を含む4四死球を与え、無安打で追加点を許して降板となった。

 坂本も「早いイニングでマウンドを降りることになって、チームと中継ぎ陣に申し訳ない」と肩を落とした。3試合連続で先発が五回をもたずにKO。三浦監督は「先発が役目を果たせなかった。四球が絡み、ボール先行の投球が3人とも続いた」と苦言を呈した。

 交流戦順位も、首位の楽天、オリックスと1ゲーム差ながら4位に後退。目指していた球団初の交流戦優勝も遠ざかった。

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