楽天・石井監督 プロ野球12年ぶりの2者連続スクイズ成功に「作戦については雄弁に語りたくない」

8回楽天無死満塁、太田が投前にスクイズを決める=マツダ
8回楽天1死二、三塁、村林が投前に2者連続のスクイズを決める=マツダ
 8回、2者連続となる村林のスクイズで相手の失策も絡んで2点を挙げ、生還した辰己(8)、武藤(50)を迎える石井監督(右端)=撮影・立川洋一郎
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 「広島3-7楽天」(5日、マツダスタジアム)

 4連勝で今季最多の貯金8とした楽天。八回にNPBで12年ぶりとなる2者連続スクイズを敢行して成功させる鬼采配を見せた石井監督は「シーズン中なのであまり作戦については雄弁に語りたくない」としながらも「しっかりやってくれたと思います」とスクイズを決めた太田と村林を評価した。

 4-3の八回無死満塁、打者・太田の場面で初球スクイズを敢行。見事、投前に転がり、1点を追加した。さらに1死二、三塁で村林も初球スクイズ。またしても投前に転がり、三塁走者が生還。さらに投手・塹江が本塁へ悪送球。ボールが三塁ベンチ前を転々としている間に二塁走者も生還し、試合を決定付けた。

 二人とも初球を成功させたことを指揮官は評価。「決められなかったら違うサインになるかもしれないので、そこはやっぱり一発でやってくれるのは本当にすごく信頼できるものになるんじゃないかな」と話した。

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