ソフトバンク・バレンティンが待望の今季1号、2号!300号の大台にリーチ
「ソフトバンク-巨人」(28日、ペイペイドーム)
待望の快音だ。ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手が勝ち越し今季1号ソロを放った。
二回1死走者なし。巨人先発の畠が投じた低めのカーブに体勢をやや崩されたが、しっかりミートした打球は左翼のホームランテラス席へ吸い込まれていった。これでソフトバンクは3-2とリードした。
バレンティンは5月18日に今季初登録され、この日が8試合目の出場。今季23打席目での一発にダイヤモンド一周からベンチに戻ると、栗原が打った際に行う「ケバブポーズ」のパフォーマンスをテレビカメラの前で決めてご機嫌だった。
五回2死二塁の第3打席ではこの日、2本目のアーチ。巨人2番手の桜井の甘い直球を左翼席へ2号2ランを運んだ。打った直後に本塁打を確信する会心の当たりだった。
二回の第1打席に続く一発に球団広報から送られてきたコメントには「アトイッポンデス。(300号まで)※日本語回答」と記されていた。もうテンションは最高潮だ。「完璧に捉えることが出来ました。チームの為に追加点をとることができて良かった。この後もチームの為に一本打てるように頑張るよ」と300号の大台達成へ鼻息荒かった。