DeNA三浦監督が大貫抹消を明言 桑原交代は「らしくないエラー」次打席も見て決断

2回、追加点を許して降板するDeNA・大貫(左端)=横浜
2回オリックス2死満塁、モヤの飛球を失策するDeNAの中堅手桑原。3者の生還を許した=横浜
7回、選手の交代を告げ引き揚げる三浦監督(撮影・開出牧)
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 「DeNA5-14オリックス」(26日、横浜スタジアム)

 DeNAは投手陣が崩壊し被安打18、失点は今季最多となる14。今日の負けで両リーグ最速の30敗となった。DeNA・三浦大輔監督(47)は「(大貫は)立ち上がりから苦しいピッチングで、良くなる兆しが見えなかった。抹消します」と昨季チーム最多の10勝を挙げた右腕の2軍行きを明言した。また、桑原の交代についても「らしくないエラー。次の打席も見て決めました」と説明した。

 先発の大貫がしゃきっとしなかった。今季最短となる1回1/3を6安打5失点(自責4)で降板。初回から37球を投じ、3安打2四球で2失点。二回には投手の宮城にプロ初打席初安打を許し、吉田正には2打席連続適時打を浴びた。

 2番手の中川が二回1死一、三塁から登板。ロメロを三ゴロに打ち取るも、宮崎が本塁に送球するも、セーフとなり追加点。極めつけは2死満塁でモヤの平凡なフライを中堅手の桑原が落球し、一気に3点が入った。二回までに7-0と突き放された。

 打線は四回にオースティンが7号2ラン、八回に神里が3号ソロ、九回に知野がプロ初安打となる第1号本塁打を放った。点差は開いていたが伊藤光が六回1死の3打席目にオリックス・宮城に15球を投げさせ、四球を選んだ点を三浦監督は評価していた。

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