プロ野球 斉藤コミッショナー 無観客試合は「意味がない」「単なる試合数の消化」

 プロ野球とJリーグは10日、新型コロナウイルス対策連絡会議をオンラインで開催。斉藤惇コミッショナーは「無観客は例外中の例外。意味がないと思う。単なる試合の消化」と語った。

 プロ野球は4月25日から緊急事態宣言が発出されたことに伴い、対象地域で無観客試合を実施。ただ、Jリーグ・村井チェアマンが「サッカーという枠組みで考えれば、2年で1300試合、お客さんと一緒にやってきた」と強調するように、これまでプロ野球とJリーグともに万全な感染対策で開催してきたことから、政府や自治体が要請する無観客試合へ改めて消極的な姿勢を示した。

 5月12日からは対象地域で上限5000人に緩和されるが、京セラドーム大阪では無観客を継続する。今後、再び無観客試合の要請があった場合、シーズン中断という選択肢の可能性について問われると「私が勝手に一人で決められるものではない」と前置きした上で「有観客じゃないと意味がないのではと言っているのは、12球団のオーナーさんもおっしゃっていて、私もそう思うので。中止は最終的決断。延期というのが、そういう場合はあるんでしょうね」と語った。

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