青学大・泉口が神宮初アーチ「最高でした」大阪桐蔭の後輩、根尾から2日遅れで

 「東都大学野球、青学大5-1駒大」(6日、神宮球場)

 青学大・泉口友汰内野手(4年・大阪桐蔭)が神宮初アーチをかっ飛ばした。1-1と同点の七回2死二塁から、右中間へ決勝2ラン。「最高でした」と感触をかみしめながらダイヤモンドを一周した。

 開幕から9試合無安打が続くなど不振に陥っていたが、「打てない中でも内容が悪いとは思っていない」と下を向かなかった。4月30日の亜大戦で初安打を含む2安打をマークし、この日も3安打と復調気配だ。

 大阪桐蔭では遊撃のポジションを1学年下の根尾昂(現中日)と争うなど守備には定評があり、チームを堅守で支えてきた。高校時代の後輩が放ったプロ1号から遅れること2日。青学大の主将がバットでもようやく存在感を示した。

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