今季初の3連勝!DeNAが10勝王手 2軍で乱調ピープルズが救った“先発崩壊”

 6回、右中間ソロの佐野を迎える三浦監督(中)
 3回、DeNA・佐野が死球を受ける
 中日戦に先発したDeNA・ピープルズ
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 「中日1-2DeNA」(3日、バンテリンドーム)

 DeNAが今季初の3連勝を飾った。今季初登板初先発のピープルズが、あっと驚く好投。小さく動くボールを有効に緩急自在の投球で6回92球を投げて、4安打5三振、無失点の投球で勝利投手となった。

 「試合前のミーティングがしっかりできた。データ通りにいった。守備がよく守ってくれてリズム良く投げられた。左打者が多い打線だったのでカットボールを多く投げた。嶺井がいいリードをしてくれた。たくさんゴロを打たせることができたし、広い球場なのでゾーンを意識して投げた」

 ピープルズは今季2軍で2試合に登板。0勝2敗、防御率12・71。4月13日のロッテ戦では2回3失点、同18日の日本ハム戦では3回2/3を5失点と結果は残していなかった。

 DeNAはこの日、阪口が右肘の違和感のため登録を抹消。さらに先発投手陣は上茶谷、京山、入江、平良らが離脱。ピープルズにとっては、厳しい台所事情で巡ってきたマウンド。堂々の投球で救世主となった。

 打線は中日先発・梅津の前に苦しんだが、三回、敵失と四球の走者を犠打で送って1死二、三塁とし、オースティンの二ゴロの間に無安打で1点を先制した。

 六回には2番手・谷元から佐野の右中間3号ソロで加点。「打ったのはフォークボールです。先頭打者だったのでなんとか塁に出ようと思い打席に入りました。最高の結果となり嬉しいです」とコメントした。

 開幕から苦しんだが、この9連戦は7戦を終えて5勝2敗と勝ち越し決定。5月は“月間首位”の3勝0敗と上昇気配。12球団最遅となる今季10勝目に王手をかけた。ピープルズは「まだまだシーズンは始まったばかり。ベイスターズはすごくいいチーム。打線も力があるしピッチャーもそろっている。若いチームだしまだまだ勝つことができるよ」と反攻を約束した。

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