DeNA完封負け 4月借金15は18年ぶり 三浦監督「一本出ていれば…」

2回、ヤクルト・村上の打球を受け降板するDeNA・坂本=横浜(撮影・金田祐二)
2回、ヤクルト・村上の打球を受けたDeNA・坂本の交代を告げる三浦監督=横浜(撮影・金田祐二)
6回、空振り三振に倒れ悔しがるDeNA・牧=横浜(撮影・金田祐二)
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 「DeNA0-4ヤクルト」(30日、横浜スタジアム)

 DeNAがヤクルトに敗れ、今季初の3連勝とはならなかった。4月が終了し6勝21敗4分。4月終了時点で借金15は2003年以来となった。DeNA・三浦大輔監督(47)は「たらればになるかしれないが、一本出ていれば変わったかもしれないが、うまく抑えられました」とヤクルト先発の金久保に脱帽。負傷した坂本に着いては「トレーナーに見てもらっています、治療中です。心配ですね」と表情が曇った。

 序盤からアクシデントに見舞われた。23日の阪神戦(甲子園)で6回1失点の好投で、今季初勝利を挙げ、チームの連敗を10(引き分け2つを挟む)で止めた坂本が先発。初回を三者凡退に切り抜けるも、二回先頭の村上の強烈な打球が、左肩付近を直撃。苦悶(くもん)の表情を浮かべ、ベンチに下がりそのまま降板した。

 この日昇格した三上が緊急登板。二回は抑えるも三回に山田に先制2点適時二塁打を浴びた。3番手の石田は2回を無失点に抑えるも、六回4番手のシャッケルフォードがヤクルトの新外国人・サンタナに2号2ランを浴び突き放された。

 打線は前回の対戦(14日、神宮)で5回2/33失点でプロ初勝利を献上した金久保に6回5安打無得点と抑え込まれ、今季2勝目を献上した。

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