慶大・福井がV打 大阪桐蔭出身 監督は「今監督になってもいいような人間」

 「東京六大学野球、慶大6-5明大」(24日、神宮球場)

 慶大が接戦を制し、2勝1敗で勝ち点を2とした。2-3の六回に福井章吾捕手(4年・大阪桐蔭)が決勝の2点適時二塁打。粘る明大を4投手の継投で逃げ切った。

 “恐怖の8番”が試合を決めた。福井の第3打席は、1点ビハインドで迎えた1死満塁のチャンス。「少し甘く入ったストレートをうまく打てた」と逆らわずに流し打ち、左越えの2点適時二塁打で逆転の走者を迎え入れた。

 昨秋までは主軸を担うこともあった中、堀井哲也監督が「何でもできる。相手もちょっと嫌じゃないか」と今季は下位打線に据えている。捕手としては2被弾したリードについて反省も忘れななかった。

 高校時代も主将として17年春のセンバツを制したキャプテンシーは大学でも健在だ。指揮官が「いま監督になってもいいような人間じゃないですかね」と絶賛するチームの大黒柱が、19年秋以来のリーグ制覇へけん引していく。

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