落合博満氏 阪神入りあった?「期待していた」幻のドラフト指名を明かす

 元中日監督で野球解説者の落合博満氏が15日、ABCラジオ「道上洋三の健康道場」(土曜、前7・00)にゲスト出演し、東芝府中での社会人時代、阪神のスカウトとドラフト指名を約束するようなやり取りがあったことを明かした。

 落合氏は1978年度ドラフト3位で東芝府中からロッテに入団したが、それより前のドラフトで阪神から指名される可能性があったという。

 その年、「阪神はお前をドラフトに挙げようとしているけど、ドラフトに挙げたら来るか?」とスカウトから聞かれ、「はい。喜んで行きます。東北の生まれですけど、関西でもどこでも行きますよ」と答えたという。

 阪神の指名を「心待ちにしていた」落合氏だったが、阪神は別の社会人の内野手を指名したという。「だから、そこの枠はあったはず。でも、俺の名前ではなかった。俺、期待したんだよ、あの時は」と、当時の心境を振り返った。

 道上アナも「もったいないよね」、「ご縁がなかったということで」と、幻の”落合阪神入り”に改めて落胆した様子だった。

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