巨人・原監督 1試合5被弾…バッテリーコーチに苦言「何をしてんだ」

 「巨人5-10阪神」(20日、東京ドーム)

 巨人は虎の強烈なパワーの前に屈した。本拠地での今季初の伝統の一戦に敗戦。阪神戦では19年5月15日以来、約2年ぶりとなる1試合5被弾の屈辱も味わった。

 勢いにのみ込まれた。先発のサンチェスがマルテに痛恨の2本塁打を浴び、大山にも一発を食らうなど三回途中でKO。その後もサンズ、大山にアーチを浴びるなどで今季ワーストの2桁10失点を喫した。原監督は厳しい表情で「初戦のカードでクリーンアップに4本も5本も打たれているようじゃ、それはいけませんよね。バッテリーコーチは何をしてんだ、ということ」と苦言を呈した。

 連勝は6で止まり首位・阪神とは4ゲーム差に広がった。指揮官は「切り替えて、またあしたということ」と21日に視線を向けた。

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