緊急事態宣言でも有観客で プロ野球とJリーグのトップが意向示す

 日本野球機構(NPB)とJリーグによる「新型コロナウイルス対策連絡会議」が19日、オンライン形式で開催。プロ野球の斉藤惇コミッショナー(81)とJリーグ・村井満チェアマン(61)は、緊急事態宣言が再発出された場合でも、公式戦の無観客開催を回避したい意向を示した。

 この日、感染が拡大する大阪府が政府へ緊急事態宣言の要請を行うことを決め、今後は東京都も同様の要請に踏み切る見込みだ。

 ただ斉藤コミッショナーは「自治体が決定権を持っている」とした上で「1年前と今と積み重ねたラーニング(学び)は違う。緊急事態宣言=無観客というジャッジは避けていただきたい」とした。

 両リーグは昨年から試合会場で徹底した感染予防対策を実施。村井チェアマンも有観客実施後も「観客席でのクラスター発生は1件もない」と主張した。

 またプロ野球の12球団代表者会議では、現状は1カ月1回程度で行っている選手らへのPCR検査も頻度を増やすなど、今後の感染状況に即した検査態勢の見直しも確認した。

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