「東都大学野球、中大9-4青学大」(12日、神宮球場)
中大が青学大に快勝し、開幕からの連勝を5に伸ばした。今秋ドラフト候補の古賀悠斗捕手(4年・福岡大大濠)が今季2号ソロなど2安打1打点と攻守に貢献。“打てる捕手”としてバットでもアピールに成功した。
1-3とされた三回の先頭で打席に入り、「狙っていました」と直球を迷わず振り抜いた。左翼席へ飛び込むソロアーチ。反撃ののろしを上げ、逆転勝利につなげた。大学では昨秋まで公式戦1本塁打ながら、高校通算52発を誇る強打も魅力。ルーキーイヤーからマスクをかぶってきた扇の要が打撃でも真価を発揮しつつある。