ヤクルト 今季初先発の金久保が好投5回無失点 五回の1死三塁も粘る

力投するヤクルト・金久保優斗=東京ドーム(撮影・伊藤笙子)
力投するヤクルト・金久保優斗=東京ドーム(撮影・伊藤笙子)
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 「巨人-ヤクルト」(4日、東京ドーム)

 今季初先発となったヤクルトの金久保優斗投手が、巨人打線を相手に5回2安打無失点と粘りの投球を見せた。

 開幕ローテ入りは逃したが、4月頭に巡ってきたチャンス。立ち上がりには2死一、三塁のピンチに、立岡を左飛に打ち取った。また2番・重信への6球目には152キロを計測するなど、力強い速球が光った。

 二、三回と三者凡退に斬って取ったが、四回には先頭の坂本勇人に四球。内野陣がマウンドに集まり、一呼吸置くと、ここで岡本を併殺打に打ち取った。

 最大のピンチは五回だった。先頭の香月にフェンス上部直撃の二塁打を浴び、その後1死三塁となった。それでも投手・今村を投ゴロに、続く梶谷を右飛に仕留め、グラブをたたいた。

 プロ初勝利をかけたマウンドでもある。味方がくれた援護点を守り切り、五回で降板。中継ぎ陣に託された。

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