【コロナ禍の甲子園】夏もこの光景がみられること願って-

 2年ぶりのセンバツは、東海大相模の劇的なサヨナラ勝ちで幕を閉じた。大会史上最多7試合の延長戦が行われるなど、球児たちの激闘は多くの人に感動を与えたと思う。

 日本高野連・小倉好正事務局長も「甲子園球場での選手たちの活躍を見ることができ、開催できてよかったと思う」と、無事最終日を迎えたことに胸をなで下ろしていた。

 閉会式後、東海大相模と明豊の選手たちが急性胃腸炎で欠場した東海大相模・大塚主将の「6」のユニホームを一緒に掲げ、記念写真を撮っていた。

 笑顔で互いの健闘をたたえ合っている姿を見て、やっぱり高校野球はいいなと思った。まだ日本はコロナ禍にあるが、夏もこんな光景が見られることを願う。

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