東海大相模・門馬監督「執念持って戦った」春3度目Vは名将に並ぶ歴代1位タイ

打席に立つ次男の門馬功(手前)を見つめる東海大相模・門馬敬治監督(撮影・吉澤敬太)
優勝旗を手にした次男・門馬功(右)と並ぶ東海大相模・門馬敬治監督(撮影・吉澤敬太)
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 「選抜高校野球・決勝、東海大相模3-2明豊」(1日、甲子園球場)

 東海大相模は2-2で迎えた九回裏、1死満塁から小島が遊撃の遊撃手のグラブを弾くサヨナラ打。2000年、2011年に続く10年ぶり3度目の優勝を果たした。

 門馬敬治監督は「粘り勝ち。最後の最後まで、しぶとく、執念を持って戦った、小島の一打が、このチームの全てを物語っていると思います」と話した。

 東海大相模は春夏通じて5度目の優勝。横浜、東邦と並んで6位タイで、春の3度優勝に限れば3位タイとなった。

 また、門馬監督は春通算30勝目で歴代15位タイ。春夏通算4度の優勝は歴代4位タイ。春の3度の優勝は、尾藤公(箕島)、中村順司(PL学園)、渡辺元智(横浜)、西谷浩一(大阪桐蔭)と並び、1位タイとなった。

 門馬監督は2試合連続完封など今大会無失点の石田投手をベンチスタートさせ、継投策を選択。「最後は石田というふうに決めて、今日、甲子園球場にきましたので、選手にも伝えて、最後は石田で締めくくりました」。石田は六回2死一、二塁のピンチに登板。後続を断ち、九回まで3回1/3を無失点に抑えた。

 昨年は春夏の甲子園が中止になった。「3年生、これは東海大相模の3年生だけではなくて、全部の高校球児3年生。それを開会式の時に仙台育英のキャプテンが『2年分の春』という言葉で表現してくれました。まさに2年分の春、すべての高校野球がこの甲子園に戻ってきたと思っています」と2年分の思いを噛みしめた。

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