東海大相模・石田が29回1/3を無失点でV 20イニング以上では70年以降初
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「選抜高校野球・決勝、東海大相模3-2明豊」(1日、甲子園球場)
東海大相模がサヨナラで接戦を制し、10年ぶり3度目の優勝を果たした。エース左腕・石田隼都投手(3年)は全5試合、29回1/3を投げて、防御率は脅威の0・00。“ミスター0”がチームを頂点に導いた。
六回、2死一、二塁から救援登板した石田は、2安打無失点と好投しリズムを生んだ。
センバツで過去、1大会20イニング以上投げた投手で無失点の投手は、データのある1970年以降0人。石田が初の快挙となった。また、防御率0・00は過去1人。1983年の池田・水野雄仁で、5試合45回を2失点で、自責は0。
また、同校は春夏通じて5度目の優勝。横浜、東邦と並んで6位タイで、春に限れば3位タイとなった。門馬敬治監督は春通算30勝目で歴代15位タイ。春夏通算4度の優勝では歴代4位タイで、春に限れば3度の優勝で、尾藤公(箕島)、中村順司(PL学園)、渡辺元智(横浜)、西谷浩一(大阪桐蔭)と並び、1位タイとなる。