DeNA・三浦監督 悔しい開幕4連敗…初登板ドラ1入江“洗礼”の5回5失点
「DeNA3-5ヤクルト」(31日、横浜スタジアム)
開幕5戦目でも初勝利を手にすることができなかった。敗戦の瞬間、DeNA・三浦大輔監督は組んでいた腕をほどき下を向いた。新人の入江、牧、池谷はぼう然とグラウンドを見つめた。
開幕6連敗した2009年以来12年ぶりとなる引き分けを挟んでの開幕4連敗。西田の新型コロナウイルス感染で山田、青木ら主力6選手が離脱したヤクルトにも勝てなかった。それでも三浦監督は「結果が出ないだけで、状態は悪くない。信じて続けていくだけ」と気丈に前を向いた。
先発はプロ初登板のドラフト1位・入江(明大)。最速150キロを計測し、真っ向から挑んだ。だが、五回2死一塁で村上に特大2ランを浴びるなど5回5失点。プロ初黒星を喫して「このような結果になって申し訳ないです」と悔しさをにじませた。
投打がかみ合わない日々が続くが、指揮官は「なんとか明日は勝ちにつなげられるようにしたい」は力を込めた。ナインと共に逆境をはね返す。