オリックス 初回6点は3年ぶり 本拠地初勝利に中嶋監督「落とせない試合」

今季の本拠地初勝利を挙げて、ハイタッチで祝うオリックスナイン
選手たちと本拠地初勝利を喜ぶオリックス・中嶋監督(中央)
今季の本拠地初勝利を挙げて、ガッツポーズで喜ぶオリックス・増井(左)と中川圭
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 「オリックス7-2ソフトバンク」(31日、京セラドーム大阪)

 オリックスは3年ぶりとなる初回6点の猛攻を見せるなど、打線が先取点を挙げれば今季初先発の増井も5回2安打無失点の好投。投打がかみ合い本拠地初勝利となった。

 中嶋聡監督は「どうしてもきょうは落とせない試合でしたから。まず勝利できてうれしいです」と笑顔で振り返った。

 先発の増井については「ボールに力もありコントロールも良かった。本当に良かったです。初回の感じを見たらいい調整というか本当に良かったですね。増井の先発としての力は力感なくあのスピードで投げられる。崩れなければ計算できる投手だと思っていました」とあらためて高い評価を口にした。

 初回にチーム25イニングぶりの適時打を放った中川圭については「四球、四球のあとの初球ですので読みもよかったですし狙い球も当たりも良かったですし」と褒めた。

 さらに2死満塁から大城の走者一掃の二塁打も効いた。

 「状態すごく良かったんですけど、切り札的に使っていたので、きょうは最初からいこうと思っていた。いつでも準備してくれていますし」

 チャンスをお膳立てした吉田正、ジョーンズの四球も見逃せない。

 「打ったのもスゴいですけど四球。選球眼というか打ちたいところを我慢して四球を取ってくれたのも大きい」

 結果的に中川圭、大城のスタメン起用が見事にはまった格好。

 「ありがとうございます。コーチ陣とも話し合って決めてますし。打撃コーチに“たまにははよから点取れや”って発破を掛けたのが良かったですね」と笑わせていた。

 連敗を止めて借金は1となった。

 「一つ一ついくしかないんで。離されないようにどうにか一個ずつでもやっていくしかない」

 1日の第3戦は中5日で山本を投入して5割復帰を目指す。

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