中京大中京・畔柳 準決勝先発は高橋監督「朝の状態見て決めたい」

 「選抜高校野球」(30日)

 大会休養日となった30日、準決勝に出場する4校が兵庫県西宮市内でそれぞれ調整を行った。

 プロ注目右腕、中京大中京(愛知)の畔柳亨丞投手(3年)は、準決勝・明豊(大分)戦では球数制限のため121球しか投げられないが、先発へ気合十分だ。

 「1週間で500球」という球数制限により、121球しか投げられない準決勝。畔柳は先発なのか。それとも、リリーフなのか。高橋源一郎監督(41)は「今夜睡眠を取って、朝の状態を見て、登板できるのか、先発なのかを決めたい」と話すにとどめた。

 だが151キロ右腕は先発する気満々だ。「その中(121球)でできることをやって、後にはいい投手がいる。他の投手に託したい」と畔柳。「もちろん球数を減らしていかないといけない部分は出てくる」と語るが「一戦必勝でやりたい」と目の前の打者を全力で抑えにいくスタイルを変えるつもりはない。

 計3試合で379球を投げた疲労も蓄積している。この日の畔柳は宿舎でマッサージを受けるなどし、練習には参加しなかった。「(明豊は)打力がすごい。苦戦することになっても、組織力で勝ちたい」と畔柳。全員で球数制限、エースの疲労をカバーし、高橋監督が主将で準優勝した97年以来の決勝切符をつかんでみせる。

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