中京大中京・畔柳の準決勝登板は?積極的休養で練習不参加「1週間500球」に目前
「選抜高校野球」(甲子園球場)
休養日となった30日、準決勝へ進出した中京大中京は兵庫・西宮市内のグラウンドで約2時間調整した。今秋ドラフト候補の畔柳亨丞投手(3年)は練習会場に現れず。高橋源一郎監督は「コンディショニングが一番重要。投球による疲労は蓄積していると思う」と“積極的休養”に充てた。
エースはここまで3試合すべてに先発し、2完封を含む25回を1失点と圧倒的な数字を残している。ただ、その分球数もかさんでおり、合計で379球。春夏の甲子園では今大会から初めて「1週間で500球」の投球数制限が導入され、31日の明豊との準決勝では121球までしか投げられない。
指揮官は31日の先発について「まだ決めていない。明日(31日)の朝に決めたい。畔柳のコンディションを見て、先発か後ろなのかを決めたい」と話すにとどめた。絶対的な存在なだけに、起用法が勝負の明暗を分けてもおかしくない。