愛媛・小松が8強入り エース古本は145キロ 聖カタリナに「リベンジしたい」

 「春季高校野球愛媛大会・1回戦、小松9-1北条」(30日、西条市ひうち球場)

 昨秋の四国大会で4強入りした小松が順当に8強入りした。

 六回からマウンドに上がった背番号1の古本裕大投手(3年)が3回無失点の好投で勝利に貢献した。本人は「下半身を使って投げることができなかった」と反省したが、七回には最速145キロを記録し、視察した複数のNPBスカウトをうならせた。

 昨秋の四国大会準決勝では、センバツに出場した聖カタリナ学園(愛媛)に延長戦の末に敗れた。涙を流して悔しがった古本。もう負けたくない、という思いで冬場のトレーニングを重ねてきた。体重が4キロほど増えて、フォームに安定感が出てきたという。優勝すれば、10日の順位決定戦で聖カタリナ学園と戦うことになる。古本は「リベンジしたい」と、力を込めた。

 チームは10安打9得点で大勝したが、2失策などミスも目立った。愛媛県内における新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ここまで練習試合をほとんど行えず、この日で実戦3試合目。宇佐美秀文監督(63)は「いろいろな課題が出て良かったんじゃないか」と、次戦へ切り替えていた。

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