鳥取城北は惜敗、背番号「11」山内が9回途中1失点

 力投する鳥取城北・山内(撮影・高部洋祐)
 東海大相模に敗れ、応援団へあいさつに向かう鳥取城北ナイン(撮影・山口登)
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 「選抜高校野球・2回戦、東海大相模1-0鳥取城北」(26日、甲子園球場)

 1回戦で初勝利を飾った鳥取城北は決定打が出ず惜敗。それでも、背番号「11」の先発・山内が九回途中まで1失点。決め球のフォークが冴(さ)えて7三振を奪う内容だった。

 山内がこの日の先発を伝えられたのは前日の25日。「緊張しましたけど、みんなが声をかけてくれて、楽しく投げることができました」と爽やかに振り返った。

 初回は先頭打者に、いきなり四球を与えたが、投ゴロ併殺や空振り三振を奪い得点を与えず。二回に先制こそされたが、直球とカーブの緩急をつけた投球も光り追加点を許さなかった。

 一方、打線は七回と八回に2死一、二塁、九回には1死三塁の得点機を作ったが、あと一本が出なかった。「あと、一本という所で出なくて悔しいです」と山木博之監督。それでも、東海大相模を相手に見せた接戦を踏まえて「鳥取だけでなく山陰が(全国と)勝負できるという気持ちを持って」と視線を夏に向けた。

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