上田西・山口、泣き崩れ「夏に戻って勝ちたい」延長12回162球力尽きる

広島新庄に敗れ号泣する上田西・山口謙作(右)=甲子園(撮影・高部洋祐)
延長12回を投げるも、サヨナラ負けし涙を流す上田西・山口謙作(撮影・吉澤敬太)
サヨナラ勝利にわく広島新庄ナイン。右奥は打たれた上田西・山口謙作(撮影・高部洋祐)
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 「選抜高校野球・1回戦、広島新庄1-0上田西」(23日、甲子園球場)

 センバツ初出場の上田西がタイブレーク寸前の熱戦を演じた。エース左腕の山口謙作投手(3年)は延長12回2死一塁から決勝の二塁打を浴びたものの、最後まで1人で投げ抜き、162球の熱投だった。

 試合後、泣き崩れた山口。インタビューでは「最後甘く入ってしまった。守備が助けてくれ、延長に入っても疲れなく、絶対に抑えてやろうと思っていたので打たれて悔しかった。でも、甲子園はいっぱい成長できる場所でした。この悔しさを忘れず、夏戻って勝ちたい」と話した。

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