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宮崎商 センバツ55年ぶり得点 天理・達に爪痕は残した

 8回、適時打を放ち、三塁にスライディングする宮崎商・中村
 8回、適時三塁打を放ち、ガッツポーズの宮崎商・中村
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 「選抜高校野球・1回戦、天理7-1宮崎商」(20日、甲子園球場)

 52年ぶりの春の聖地。宮崎商(宮崎)は守備の乱れで好投したエース日高を支えきれなかったのが悔やまれる。ただ、大会屈指の右腕、天理・達にくらいついた爪痕は確かに残した。八回1死一塁から、3番・中村碧人遊撃手(3年)が意地の中越え適時三塁打。同校として66年以来、センバツで55年ぶりの得点となる「1」がスコアボードに表示された。

 「今まで対戦してきた投手の中で一番よかった」と中村。1月7日に宮崎県に出された緊急事態宣言によって、約3週間は部活動ができなかった。練習不足の不安を抱えたまま2月23日の抽選で相手が天理に決まると、一丸で“達対策”を始めた。投手が30センチ程の台に乗り、約2メートルの高さになって打撃練習を敢行。大阪に来てからは打撃マシンの160キロの球で目を慣らした。

 達は「手が長くて角度もあったけど、台を使って練習していたのでいつも通りだった」と中村。一方で無安打の5番・西原太一外野手(3年)は「高さには対応したけど、球の質が違った」とレベルの高さも痛感した。

 昨秋の宮崎大会の準決勝、決勝で大量のビハインドをひっくり返した持ち味の粘りは出せなかった。それでも、全国レベルで自分たちの力は測れた。主将の中村は「夢の舞台だったけど、またここに戻ってきたい」と言いきった。聖地はもう遠い存在ではない。

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