苦悶ヤクルト・高津監督 9失点の石川「ちょっと残念」3安打打線「相手がいい」

 「オープン戦、ヤクルト0-11広島」(17日、神宮)

 見せ場を作ることができないまま、高津監督はベンチを後にした。言葉に帯びたのは、嘆きと怒り。11被安打11失点の投手、わずか3安打に沈んだ野手。浮き彫りになる課題に表情は厳しかった。

 投げては先発の石川が3回8安打9失点と炎上。前回も1回2/3を7失点と結果を示せず、防御率は30・86に膨れあがった。指揮官は「キレはなかったし、粘りもなかった。そろそろ結果をというときに、こういう感じでちょっと残念」と厳しい表情。開幕ローテから外れることが濃厚だ。

 打っては、つながりつつあった打線がわずか3安打と沈黙。得点圏に走者を進めたのは三回と六回だけだった。指揮官は「相手の投手がいいですよね」と嘆き、これで広島戦は3試合連続で完封負け。苦汁を飲まされている。

 投打共に突きつけられた課題。特に開幕ローテ投手に不安が残るのが現状だ。5回まで投げたのは小川しかいない。開幕まで約1週間。残された時間で、課題克服に向かうしかない。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス