プロ野球のキャンプ終了 現地入り後の陽性反応はなし
日本野球機構(NPB)は1日、12球団の春季キャンプが終了したことを受け、各球団が行った新型コロナウイルス定期スクリーニング検査結果(2月26日時点)を発表した。
全球団合計で1万7573件の検査を行い、陽性者は3人。いずれもキャンプ地入り前の陽性反応で、保健所の指示で隔離期間を経て陰性確認後にキャンプ地入りをしている。
各球団はキャンプ地へ入る前にPCR検査を、キャンプ地入り後は週に1回程度、首脳陣、選手や宿泊ホテルスタッフ、球場アルバイト、報道陣などを対象に定期スクリーニング検査を実施した。
NPBの井原事務局長は「コロナ禍のキャンプは初めてのこと。関係各位のご協力、ご指導、ご理解でキャンプを無事に終わらせることができた」と感謝。今後のオープン戦、シーズンへ向け「この実績をしっかりと生かしていきたい」とした。