法大のドラフト候補右腕・三浦今年初先発で149キロ 巨人など3球団視察
「オープン戦、ENEOS1-0法大」(24日、ENEOSグラウンド)
今秋ドラフト候補で最速150キロ右腕の法大・三浦銀二投手(3年・福岡大大濠)がチームとして今年初のオープン戦に先発し、巨人など3球団のスカウトの視察を受ける中で3回1安打無失点と好投した。20年は春夏で未勝利と苦しんだが、この日は直球の威力が復活。DeNAスカウトのガンで149キロを計測し、体重移動のタメを意識した投球フォームの成果がいきなり表れた。
年明けから握りを深くしたチェンジアップでも三振を奪うなど感触は上々だ。社会人相手にも堂々の投球。全球種を試し、「ある程度いまの段階ではすべての球でストライクも取れているし、空振りも取れたので。それは1つ自分の自信にしていいいかな」と手応えをつかんだ。
オープン戦ユニホームながら主将番号である「10」を初めて披露した。「背中で引っ張るというか、ハツラツと、いままで通りプレーできたら」。母校・福岡大大濠のセンバツ出場も刺激となった。チームの優勝をしっかりと見据えつつ、プロ入りの目標もかなえてみせる。