「ソフトバンク春季キャンプ」（５日、宮崎）

　ソフトバンクの森唯斗投手が珍目標を掲げた。

　このキャンプ中にやりたいことを問われると「弟子探し」と答えた。「今、Ａ組に弟子がいないんです。（１月に自主トレを共にした）奥村はＢ組だし、（可愛がっている）甲斐野はリハビリ。新しい弟子を探そうかな」と笑った。

　キャッチボールは７年目左腕の笠谷と毎回行っているが、「笠谷から僕とやりましょうと言ってきたけど、僕が結構遠投をするのでそろそろ嫌になるんじゃないですか」と選考漏れした様子だった。

　こんなジョークも飛ばせるほど、キャンプの入りは順調だ。「投げることに関しては、昨年よりも手応えは良い」と第２クール初日の５日もブルペン入りして４０球を投げた。「初めて打者にも立ってもらった。初めての割には良かったと思う」と納得顔。４年連続の３０セーブと共に、入団から８年連続となる５０試合以上登板に向けて、鷹の鉄腕は今年も元気だ。