さらなる飛躍へ、中日のエースが徐々に練習の強度を上げている。昨季、沢村賞に輝いた大野雄大が4日、沖縄県北谷町のキャンプで初めてブルペン入りし「わくわくしながら球場に来た。しっかり腕も振れていたし、これから上がっていくなという感覚はあった」と手応えを実感した。
調整は任されており、3日までは遠投にとどめた。初日からブルペン入りした昨年よりゆっくりしたスタートとなった。この日は捕手を立たせ、自身の背番号と同じ22球。特にテーマは設けず、最後の2球は捕手を中腰にして投げた。見守っていた与田監督は「フォームもすごく安定していてバランスがよかった」と語った。