ロッテ・ドラ2中森「しし鍋も有名です」 丹波篠山ふるさと大使就任へ【NPB】
ロッテのドラフト2位・中森俊介投手(18)=明石商=が、故郷の兵庫県丹波篠山市から、ふるさと大使の就任要請を受けていることが27日、分かった。本人は要請受諾に前向きな姿勢をみせており、プロでの活躍で地元を活気づける。
2年時にエースとして甲子園春夏連続ベスト4に導いて地元を沸かせた右腕が、ふるさとから大きな期待を受けている。酒井隆明市長は「市民の希望として『丹波篠山ふるさと大使』への就任をお願いしたいと考えています。日本中から愛され、世界へ羽ばたく選手となれるよう心から願っています」とエールを送った。
地元出身、同市にゆかりのある人物が務めるふるさと大使には、これまで落語家の桂文珍や、タレントの原田伸郎など文化人が多かったが、中森が就任すればスポーツ選手では初となる。
丹波篠山といえば黒豆の産地として知られるが、中森は「しし鍋も有名です」と早速、地元をPR。「育ってきた場所なので素直にうれしい。自分が期待に応えられるよう頑張りたい」と地元の名を全国に広めるようにと意気込んだ。