オリ・ドラ1山下舜平大300キロ出る!?「半分の力」で剛球…中嶋監督うなった【NPB】
オリックスの新人合同自主トレが9日、大阪市のオセアンBSなどでスタート。ドラフト1位・山下舜平大投手(18)=福岡大大濠=ら12選手が参加。山下は中嶋監督らが見守る中、キャッチボールでいきなり剛球を披露した。
室内練習場のため距離は50メートルほど。山なりのボールは1球もなく、低い軌道のまま相手を務めた4位・中川颯(立大)のグラブに収まった。中川颯は「強いボールでビックリしました。重い。怖かった。まだ左手の親指が痛いです」とグラブを外して痛がった。
それでも本人は「半分くらいの力でボールの回転を確認しました。寒くてしっかり投げられなかったです」と納得のいかない様子だった。
驚いたのは中嶋監督も同じ。「やっぱりいいものはいい。誰が見てもいい。大注目で張り切ったかな。エッ、半分?あれで半分なら300キロくらい出るで」。日本ハム時代にダルビッシュや大谷を見てきた指揮官は「(好素材は)間違いない」とうなっていた。