侍・稲葉監督、五輪1年延期も前向き!阪神勢では大山、岩崎らに期待

 ガラスのボールに姿を映し、東京五輪での金メダル獲得へ意欲を見せる侍ジャパン・稲葉監督(撮影・西岡正)
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 野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(48)が、デイリースポーツのインタビューに応じた。昨年開催予定だった東京五輪は、新型コロナウイルスの影響で1年延期に。仕切り直しとなったことにも「良かった」と前向きに受け止めた指揮官は、選手選考の幅が広がったと断言。阪神勢では昨季28本塁打をマークした大山悠輔内野手(26)やブルペンを支えた岩崎優投手(29)、岩貞祐太投手(29)らへの期待を口にした。

  ◇  ◇

 -仕切り直しの五輪イヤーを迎えた。1年延期が決まった時を振り返って。

 「延期になってくれて良かったなという思いだった。私は五輪を目指してきたので、中止になった場合は非常に残念な思いをしていたと思う。だが、また新たに1年、選手を見られるというのと、野球と向き合える時間をいただけたという考え方になった」

 -どのような思いでこの1年を過ごしてきたか。

 「コロナの影響があったので、選手、監督、コーチに接触しない方がいいということで自宅でテレビをずっと見させてもらった。私の中で我慢というか、そういう1年だった」

 -1年延期となったことで、選手選考の選択肢は広がったか。

 「もちろん。若い年代も含めていろんな選手が出てきた。これは本当にいい悩みとして捉えている」

 -昨季は一昨年のプレミア12に未選出の選手も活躍した。そういった選手がプレミア12の出場組に割って入る可能性は。

 「期待は十分に持っている。彼らはまだまだ経験という意味では発展途上で、これからいろんな経験をしていくと思う。もちろん去年はすごい活躍をしたし、素晴らしい選手ではあるが、2021年のキャンプ、開幕してからの状態、去年活躍して今年どう成長しているのかなというところは見ていきながら判断していきたい。当然、プレミアのメンバーに入っていない選手の中からも五輪のメンバーというのは選ばれる可能性は十分にある」

 -その中で昨季は各球団、4番の活躍が目立った。プレミア12では広島・鈴木誠が活躍。4番の候補は増えた印象はあるか。

 「現時点で私の中のイメージでは4番は鈴木誠也。それ以上の選手が出てくれば、もちろん考えることはあるかなと思うが。昨年の成績も含めて、彼のチャンスでの強さもそうだし、ここという時の一発もそう。当然、今年の調子にもよるが、4番というのはそんなにコロコロ変えるというのは考えにくいという思いを持っている。今のところは鈴木誠也が候補で、それ以上の選手が出てきてくれることを期待している」

 -阪神勢では大山が好成績。どのように見ていたか。

 「大山は一度、ジャパンに入ってもらった。一度でも入っている選手は気になっている。そういう意味ではすごく順調に、一昨年は良くなかったが、去年は4番として非常に大きく成長した選手の1人だと思う」

 -三塁は課題のポジション。昨季は巨人・岡本やヤクルト・村上も活躍し、大山も含めて候補が多くなった。うれしい悲鳴という受け止め方か。

 「もちろん。それぞれの特徴があるし、その中で大山は積極性があってね。どんどん振りながら1打席を過ごしていくというね。そうした積極性というのは、国際大会でも必要なところではある。それに経験も含めて確実性というのも少しずつついてきたかなと感じる。守備はもともと上手なのでね。そういう意味じゃ、また今年、どういうふうに開幕からいくのかというのは楽しみにしている」

 -投手に関しては、かねてより左投手が重要と話していた。阪神では岩崎がプレミア12では候補に入っていたが。

 「左の中継ぎという中でね。彼も独特の低い位置から投げるという。それに加えて球持ちもいいしね。なかなか国際大会で初見では打ちにくいのかなというのは感じている」

 -岩貞は昨季は中継ぎで結果を残した。

 「(先発と中継ぎ)どっちも経験するということは、彼の野球人生の中においてもいい経験だと思う。(今季は)どっちをやるか分からないですけど、そういう中継ぎ、先発の気持ちを知っておくというのも大事なことだと思うし、ジャパンでも先発、中継ぎという部分では候補選手に入っているので。また今年の投げる位置であったり、そういうのを含めて見ていきたい」

 (続けて)

 「もともと先発で、という投手だったけどね。前に一度呼んだ時は急きょ入れ替わってというね。練習を何もしていない中で呼んで、そこからまた調整してもらった。本当に過酷なことをやってもらったので。あの時は本当に申し訳ないと思った。でも、もともと投げる力、体力はある。どっちをやるかというのをまた見ていきたい」

 -若手では高橋も評価していた。

 「清水さん(外野守備走塁コーチ=阪神2軍野手総合コーチ)に毎回毎回『遥人どうですか』という話をさせてもらっている。彼も非常に真っすぐが魅力。対戦したことがないので、打者としてはどういう感じなのかは分からないが、画面で見る限りは手元のキレ、伸びというものが非常に感じるので。去年は、それにプラス自信をつけてきたのかなというね。彼もやっぱり成長段階にあるので、しっかり見ていきたい」

 -1年遅れの五輪まであと7カ月。改めての思いを。

 「五輪で国民の皆さん、野球界の皆さんと結束力を持ってもう一度チャレンジというか、金メダルに向かってやっていきたい」

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