新庄氏、独創的な「野球論」語る 勝つためには「チャンス以外の時集中しない」

 阪神、日本ハム、メジャーで活躍した新庄剛志氏(48)が21日放送のテレビ朝日「報道ステーション」に出演。15年ぶりとなるプロ野球復帰に挑戦し、断念した経緯などを語り、野球は「いかにチャンス以外の時に集中していないかというスポーツ」など独創的すぎる「新庄理論」を披露した。

 新庄氏は報ステ“スポーツの顔”である松岡修造氏(53)と対談。参加した今月7日の12球団合同トライアウトなどを振り返った。

 最終第4打席で安打を放った。無観客での開催だったが、満員のスタンドをイメージして打席に入ったという。「スタンドに満員の観客を想像して。さあ5万5000人のみなさん。僕を思う存分見なさい。そうすると勇気しか出てこない。ぐわっーとテンション上がってきて、ボールだけに集中するだけなんですよ」。左前にヒットを放ち、一塁ベースで小さくガッツポーズした。

 新庄氏は野球というスポーツについても持論を展開した。「野球って3時間ありますよね。3時間ずーっと集中してできる人間はいないんですよ」と断言。そして「いかにチャンス以外の時に集中していないかというスポーツだと僕は思う。チャンスに打てば点数入るし、勝てるんですよ」と続けた

 新庄氏はトライアウトで3打数1安打1四球とヒットを放ち話題になった。しかし、自身が期限と定めた13日までにオファーがなかったとして、インスタグラム上で復帰を断念することを表明。ファンへ応援への感謝をつづっていた。

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