ロッテ・佐々木朗希、成長の1年目 実戦登板なし…自身見つめ直した日々【NPB】

 ロッテ・佐々木朗希投手(19)が14日、契約更改交渉に臨み、現状維持の1600万円でサインした。最速163キロの豪腕新人として注目を集めたが、成長過程の体の負担が考慮され、実戦登板はなかった。1年目を振り返り「まだまだ心も体も幼かった」と告白した右腕が来季こそ、1軍デビューを果たす。(金額は推定)

 今年、最も注目を集めた最速163キロルーキーは、淡々とした表情で久々に報道陣の取材に応じた。実戦登板がなかった1年目を振り返り「思い通りになることは少ない」と率直な思いを語った。

 5月26日にプロ初のシート打撃に登板し、プロ入り後最速の160キロを2度記録。その後、「体調的に不良だった。フォームとかを見つめ直した」ためペースを落とした。成長過程の体の負担を考慮し1、2軍の公式戦を含めた実戦登板は見送られた。

 ゲームで投げたい思いもあったが「1年目なのでゆっくりというか。投げられなかったら投げられなかったで、それは別にいい」と持論を展開。「まだまだ心も体も幼かった」と自己分析し今年の漢字一文字に成長の“成”を選んだ。

 それでも出場選手登録はせず、今季開幕後から10月末まで1軍に同行し多くの経験を積んだ。だが「先輩と話が合わないです(笑)」と10代の若武者らしい本音も吐露した。

 キャッチボールを中心に調整を続けるオフは、シーズン中とは違い「解放された感が(ある)」とほほ笑んだ。来季の目標を「(1軍で)投げて勝つ。自分の力を発揮したい。新たな出発です」と意気込みを示した。

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