日本ハム・ドラ1伊藤 北海の荒波に活躍誓った!異例“漁港交渉”で仮契約

 異例の“漁港交渉”から飛躍を目指す。日本ハムがドラフト1位指名した伊藤大海投手(23)=苫小牧駒大=が1日、北海道苫小牧市内で入団交渉し、契約金1億円プラス出来高払い、年俸1500万円で仮契約した。(金額は推定)

 「海の近くで仮契約を行うことができて、すごくうれしい」。伊藤が顔をほころばせた。名前に「海」の字があることや父親が故郷の北海道鹿部町でタコつぼ漁をしている縁から、交渉は高校、大学時代を過ごした苫小牧の漁港でという形に。球団の期待を感じた右腕はホテルに移っての会見で「また明日から新しい気持ちで取り組んでいける」と気を引き締めた。

 海は大学時代に眺めて「何で小さいことで悩んでるんだ」と気持ちを入れ直した場であり、釣りを楽しんだ場でもある。そして、今は自ら「第二の故郷」と思う苫小牧の水面(みなも)にプロでの活躍を誓う。「1球でも、1試合でも多くチームに貢献したい。日本を代表する投手になっていきたい」。確かな自信を胸に、プロの荒波に挑む。

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