ロッテ ドラ2中森が仮契約 目標は高く「1年目から15勝」

契約を済ませ笑顔を見せる明石商・中森。左は父・博さん、右は母・美幸さん(撮影・山口登)
契約を済ませ笑顔を見せるロッテドラフト2位・中森=ANAクラウンプラザホテル神戸(撮影・山口登)
契約を済ませ笑顔を見せるロッテドラフト2位・中森俊介(中央)(左は永野プロアマスカウト部長、右は黒木スカウト)=ANAクラウンプラザホテル神戸(撮影・山口登)
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 ロッテからドラフト2位で指名された中森俊介投手(18)が26日、神戸市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金6000万円、年俸720万円で仮契約を結んだ。背番号は未定で、後日球団から発表される。

 ドラフト会議から1か月が経ち、少し大人びた表情で会見場に現れた右腕は「改めて、プロ野球選手になれたんだと身の引き締まる思いです。1年目から15勝できるように頑張りたいです」と高い目標を掲げた。

 明石商では1年秋からエースナンバーを背負い、2年時には甲子園春夏4強入りに貢献。2年春のセンバツ準々決勝・八戸学院光星戦で自己最速の151キロをマークするなど、幾度となく聖地を湧かせてきた。永野プロ・アマスカウト部長も「ピッチングの完成度が非常に高い。甲子園での経験も豊富でスター性があるので、チームにいい風を吹かせてほしい」と大きな期待を寄せた。

 またこの日、中森はもう一つの夢として、両親に新居を建てると宣言。築42年だという実家は「前までなかった穴が空いてたりする」と語り、「住んでる両親や兄弟が危ないので、早く建て替えてあげたいです」と家族思いな一面を見せた。

 「ピンチになっても動じないのが持ち味なので、プロでも強気なピッチングを貫きたい」と意気込んだ中森。高校屈指の右腕として名をはせた男が、次はプロの世界でその存在感を示していく。

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