西武 メットライフドーム名物の超横長“Lビジョン”消滅 解体し来季は新ビジョン

解体作業に入るメットライフドームのLビジョン(球団提供)
11月4日のホーム最終戦時にかつての表示に復刻したLビジョン(球団提供)
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 西武は26日、「西武ライオンズ40周年記念事業 メットライフドームエリア改修計画」に伴う工事の途中経過を発表。バックスクリーン上に設置された大型ビジョン「Lビジョン」の解体作業の様子を報告した。

 Lビジョンは縦6・5メートル、横49・1メートル、約320平方メートルという“超横長”であることが特徴的な同スタジアムの1つの象徴的存在だったが、今回の改修により姿を消す。現在はその全体を覆うように足場が設置され、全ての液晶の取り外し工事が行われている段階となっている。

 解体中のビジョンは1979年の西武球場グランドオープン時は1番~9番までそれぞれの選手名が縦長で長方形の四角い表示板の中に記されていた。2008年から現在の形である画面全体が液晶の「Lビジョン」に改修。奪三振、ホームラン時などには派手な演出をすることも可能になった。

 その“活躍”は野球のみならず、12年間にわたり、コンサートを行ってきたアーティスト等の表情をより鮮明に映し出すなど、訪れたファンの笑顔を作ってきた歴史もある。

 2021年3月のグランドオープンでは新しいLビジョンと球場内に設置されたデジタルサイネージが連動した映像演出なども計画されており、球場中の雰囲気がこれまでと大きく変わることになる。

 西武広報部は「ライオンズファンの皆さんもLビジョンを見て、びっくりしたり、喜んだり、様々な思い出があると思います。その様相は大きく変わりますが、埼玉西武ライオンズをより鮮明に映し出し、ファンの皆さまとチームの距離をグッと縮めてくれるだろう新しいビジョンにぜひご期待ください!」と新ビジョンによる効果を期待した。

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