工藤監督、4年連続日本一に「うれしくて、うれしくて」 V9巨人に次ぐ快挙

 優勝を決め、金のテープが舞う中ナインとタッチを交わす工藤監督(中央)=撮影・高石航平
 日本一に笑顔の工藤監督(撮影・金田祐二)
 涙をぬぐう?工藤監督(撮影・金田祐二)
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 「日本シリーズ・第4戦、ソフトバンク4-1巨人」(25日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクが圧倒的な力で巨人を退け、4年連続11度目の日本一を達成した。2年連続の4戦4勝は史上初めて。日本シリーズでの最長連勝記録を12に伸ばし、ここ10年間での日本一は7回目。新たな歴史を刻む勝利となった。

 工藤監督は勝利監督インタビューで「ありがとうございます。ファンの皆様、ありがとうございます」と感謝。「正直、ほっとしています。それと同時に、うれしくて、うれしくて。地元福岡でこうして日本一になることができて最高です」と思いを語った。

 4年連続日本一は、巨人が達成したV9に次ぐ長さで、パ・リーグでは初の快挙。「この日本シリーズ、こんな素晴らしい戦いをしてくれた選手たちに、本当、感謝です」と選手全員を称えていた。

 第4戦は、初回、今シリーズで初めて先制を許したが、直後に柳田が逆転2ランを放った。「あれで、一気にベンチの雰囲気も変わりましたし、選手の勢いも変わりましたし、これでいけるんじゃないかなという雰囲気にさせてくれました。ナイスホームランだと思います」と振り返った。

 さらに、シリーズを通じて投手陣をリードし、この日は2ランも放った甲斐に対しても「リードは素晴らしかったなと思います。そして、ピッチャー陣もよく甲斐くんのリードにしっかり応えてくれて、シーズン以上のピッチングをしてくれたと思いますので、本当にみんなよく頑張ってくれたと思います」とねぎらっていた。

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