DeNA・ラミレス監督の執念采配実らず 大山申告敬遠に球場ため息

 花束を手に、声援に応えるラミレス監督(右)=撮影・北村雅宏
 矢野監督(左)から花束を受け取り、抱き合うラミレス監督(撮影・高部洋祐)
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 「阪神1-0DeNA」(11日、甲子園球場)

 DeNAのアレックス・ラミレス監督の勝利にこだわる采配は実らなかった。

 試合前に「まず一番は勝ちたい。きょうの試合を勝って、次の最後の試合を迎えたい」と力を込めていた指揮官。互いに無得点の五回、2死三塁の場面。本塁打王の可能性が残されており、1番に入っていた大山を迎えたところで迷わず申告敬遠した。

 球場は不満の声に包まれたが、次打者の木浪を打ち取り作戦成功。ラミレス監督は「大山はうち相手に打率4割以上、22打点くらいあげている。勝つためには勝負を避けて、次の打者で」と説明。大貫は7回4安打無失点と今季ラスト登板を好投で締めくくった。

 一方で打線が沈黙。4番起用した細川は1安打を放ったが3三振。ラミレス監督は「若い選手は結果が出なかった。もちろん、機会を与えた時に必ず打ってくれるわけではない。仕方ないことだと思う」とし、「切り替えて、ベストを尽くし、素晴らしい勝利をファンに届けられたら」と今季最終戦である14日・巨人戦(横浜)を勝利で飾ると意気込んだ。

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