巨人・戸郷プロ初完封目前で悪夢…同点2ラン被弾 菊池涼が森下の新人王援護する一発

9回、同点2ランを打たれ、うなだれる戸郷(撮影・飯室逸平)
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 「広島2-2巨人」(3日、マツダスタジアム)

 巨人の戸郷翔征投手がプロ初完封まであと1人で痛恨の同点2ランを浴びた。

 6安打3四球と無失点で迎えた九回2死。2死一塁でプロ初完封目前だった戸郷の夢を広島・菊池涼が打ち砕いた。初球144キロのストレートを打ち返し、打球はライトスタンドぎりぎりに飛び込んだ。

 これで試合は振り出しに。戸郷の9勝目はこの時点で一旦消え、試合は延長戦に突入した。

 菊池涼の10号2ランは、戸郷と激しい新人王争いをしているチームメートの森下を強力援護する一発ともなった。「(先発の)九里が本当に頑張って投げていた。何とか同点につながるホームランになって良かった。風にも助けられました」と話した。これで菊池涼は5年連続の2桁本塁打となった。

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