西武が3選手に戦力外通告 トラブル続きの相内、18年最多勝の多和田

 西武は3日、多和田真三郎投手、相内誠投手、藤田航生投手に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。

 相内は12年ドラフト2位で入団したが、トラブル続きで注目を集めた。今年は緊急事態宣言中の4月にゴルフ場へ外出。同僚の佐藤龍世内野手が運転する自家用車に同乗し、法定速度を超える速度違反が発覚した。この事実が明らかになった8月以降は無期限対外試合出場禁止及びユニホーム着用禁止の処分を受けた。

 12年ドラフト指名直後は入団前に仮免許運転違反。14年には未成年の飲酒、喫煙が発覚し、6カ月間の対外試合出場停止等の処分を受けた。成績は伸び悩み、プロ通算21登板で0勝7敗、防御率10・05だった。

 多和田は15年ドラフト1位で入団し、18年に16勝で最多勝。だが、自律神経失調症を患い、今季は春季キャンプに参加できず。7月30日に支配下選手契約を締結したが、イースタン・リーグ5試合の登板に終わっていた。プロ通算29勝21敗、防御率4・17だった。

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