巨人原監督 くじ引き10連敗に「残念」も外れ1位平内絶賛「即戦力」「菅野2世」
「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)
巨人の原辰徳監督が1位指名した近大・佐藤輝明内野手(4年=仁川学院)の抽選に臨んだが、4球団の入札の末に、またしても交渉権獲得のくじを外した。
オリックス、阪神、ソフトバンクの順でくじを引いた。最後のくじを右手で引いたが、阪神・矢野監督がこん身のガッツポーズ。
外れ1位には最速156キロ右腕の亜大・平内龍太投手(4年=神戸国際大付)を指名。「佐藤君を取れなかったのは残念ですけども。平内君を取れたのは非常に将来性を含め即戦力リリーフ。非常に喜んでいます」と前を向いた。映像を見た感想として、エース菅野の名前を挙げ「智之タイプ。マウンドでの立ち居、ボールも含めて。まさに智之二世というか、自信を持ってジャイアンツの門をたたいてほしい」とした。
原監督のドラフト抽選は1勝11敗。くじ引きは2008年、大田泰示(現・日本ハム)を当てて以降、6連敗に。最後の残りくじに福がなく「いやあ、もう福が残ってほしいという気持ち一点でしたけども」と残念そうに振り返った。