ソフトバンク12連勝、マジック4で最短Vは25日 柳田28号2ランなど4打点

 6回、柳田が中前に2点打を放つ=ペイペイドーム
 6回、グラシアルが右前に適時打を放つ=ペイペイドーム
 6回、甲斐が一前にスクイズを決める=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク8-1西武」(23日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクが六回に一気に4得点を挙げるなど、試合後半にたたみかけて、15連勝した05年以来15年ぶりとなる12連勝を達成した。ロッテが敗れたため、優勝へのマジックは2つ減り4になった。最短優勝は25日。

 1-1で迎えた六回裏。先頭の明石が二塁打、続く松田宣が右前打で無死一、三塁のチャンスを作った。

 ここで甲斐が3球目にセーフティスクイズを敢行した。一塁線への強めのバントを、西武一塁手のメヒアが素手で捕球しに行ってお手玉。その間に明石が三塁から勝ち越しの本塁生還を果たして、ソフトバンクが2対1と再びリードを奪った(記録は一塁犠打失策)。

 なおも打線がつながり、2死満塁から柳田がセンター前へ2点適時打を放ち追加点。さらにグラシアルも右前適時打で続いてもう1点を加えた。

 八回には柳田の28号2ランなど3点を追加し、西武を突き放した。柳田はこの試合4打点。先発の石川は7回1失点で9勝目。

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